豪華声優を採用したトリップ系乙女ゲーム「リアルロデ」
リアルロデってご存知でしょうか?
2008年12月4日にPlayStation2で発売、2010年4月22日にPSPに移植された乙女ゲームです。
わたしが初めてプレイした乙女ゲームなんです。高校のときですね。
流行ってるらしいと聞いて始めたのでその頃は良くわかってなかったけど、今考えると色んな所が凄いと気づきました。
なにが凄いって、設定の斬新さと声優さんの豪華さがやばい。
とりあえずあらすじを見てくれ…!
設定の斬新さ(当時)
【ストーリー】
主人公は一見どこにでもいる普通の女子高生。
しかし、実はゲームが大好きなオタクな女の子だった。
『ロデ』というロールプレイングゲームが大好きで何度も繰り返し遊び、ゲーム中のキャラクターにも恋している。
そんな主人公がある日、目を覚ますとそこは何度となく憧れた『ロデ』の中の世界!
しかし、今の自分は勇者でもヒロインでもないことに気づきショックを受ける主人公。
だが、そこでめげるのではなくこの世界を知り尽くしているという自信と知識を最大の武器に、憧れていたキャラクターたちと共にゲームの世界で旅に出る。
そして主人公がたどり着くエンディングは一体…?
すごくない?
でもこのあらすじじゃ、このゲームが抱えている闇を理解することは難しい。
乙女ゲームって、攻略キャラクターが闇を抱えていることが多いとおもうんだけど、このゲームは違うんだ…主人公自身が闇を持ってるんだ…。
ちょっと主人公の紹介文を見てみよう!
【主人公/ニィナ】
一見、普通の女子高生だが、実はヲタク&相当なコアゲーマー。
その事を周りには言えずにおり、彼氏にも内緒にしている。
おしゃれも好きで、女の子らしい面も。高校2年生。
RealRode -リアルロデ- PORTABLE [PSP専用] 公式サイト
一行目、親近感を抱く。
二行目、前半は頷く。後半は待て。明らかに喧嘩を売ってきているのがわかるだろうか。さらっと言っても流さねえからな!!彼氏持ちかよ!!!
三行目、ああはいはいリア充は違うなあ。
しかもこの主人公、ロデが好きすぎて99周して、100周目に入ったところでトリップするんです。どんだけ好きなんだよ…。そんなに好きな作品の中に入れたら嬉しいだろうなあ。
主人公が闇というよりはわたしにとって毒ということでした。主人公ちゃん悪くなかった。
そしてもう一つ、わたしがこのゲームを買った原因となるシステムなんですが、RPGを謳うだけあって戦闘が!あるんです!!
(C) KADOKAWA SHOTEN/WoGa/HuneX
(C) KADOKAWA SHOTEN/WoGa/HuneX
うわあああハーブ手に入れてるううう
ステータス強化もあって、マップ移動もあって、好感度も戦いながら少しずつ上げていくんですよ。もう恋愛よりもこっちにウェイトを置いてしまっていて、ボス戦(ちゃんとある)のときは攻略キャラと結ばれたときより興奮した。
初めてプレイしたからというのもあると思うけど、楽しかったっていう印象が一番強くて今でもたまに思い出します。
声優さんの豪華さ
声優さん、あんまり詳しくないんですが、それでも知ってる名前がいくつも…。
※敬称略
白の王子・アルヴァンド(武内 健)
白の王子の従者/方術士・ラクロ(中井 和哉)
黒の王子・ディセ(神谷 浩史)
黒の王子の従者/銃使い・キース(緑川 光)
狩人・シン(立花 慎之介)
司教・ルキア(岸尾 だいすけ)
村人/配達屋・ソマリ(代永 翼)
盗賊・ワタル(宮野 真守)
ボーイフレンド・ナオヤ(近藤 隆)
やばくない…?
声優さんのファンの方たちには「知ってたよ…当たり前じゃん…」と言われてしまうかもしれないけど、わたしは本当にびっくりしたんだよおお!
なんて贅沢(?)をしていたんだろう…。
攻略してみて(ネタバレがあるよ!)
なにせ5,6年前なので記憶がおぼろげなんだけど、エンディングは一人につき2つ。
ラクロ(中井 和哉)のバッドエンディング(Another)に震えた覚えがあります。
あと彼氏のナオヤ(近藤 隆)もロデの世界に来てしまうので、彼氏がいるのに別の人と…ということになります。苦手な人は気を付けよう。
なんか裏があったりなかったりあった気もするんだけど、本当に覚えてない…実家帰ったときに掘り起こそうと思う!
恋愛要素重視の人には向かないと思いますが、RPG要素が嫌いじゃなくて、戦闘もしたい!という方にはぜひともやってほしいなあと思います。(だいぶ安くなってるよ!)
ただ本格的なものではないので!ゆるーい感じです!!
こんなのあったなあとふわっと思い出したので忘れないうちに書いてみました。
おわる!